今国会初質問。

2018年11月14日(水)

本日、文部科学委員会において柴山文科大臣らの所信に対する質疑が行われ、私も質問に立ちました。

今国会最初の質問機会です。

安倍政権のもとで道徳が教科化され、今年度から小学校では、文部科学大臣の検定に合格した教科書を使って授業が行われています。実は、その教科書のうち1冊だけ、安倍総理の写真が掲載されているものがあります。社会科の教科書で、歴代や現職の総理大臣が使われることはあっても、道徳の教科書で掲載されることに非常に大きな違和感をもちました。

大臣所信に対する質疑が行われた文部科学委員会。

1つ目の質問から驚きました。「安倍総理や政治家の写真が掲載されている教科書は何冊あるのか」と質問したのに対し、文科省は「把握していない」とごまかしたのです。教科書を検定する当事者が把握していないはずはありません。再度、答弁を求めて、しぶしぶ「1冊です」と答える有様です。

答弁に立つ柴山文部科学大臣。

正面から答えたくない理由が文科省にあったのでしょうか。教科書に使用された写真には、安倍総理以外にも自民党の国会議員や総理大臣秘書官も写っていました。なんとこの写真は、自民党本部で開催された自民党のイベントの時のものなのです。義務教育諸学校教科用図書検定基準2-4「特定の政党や宗派又はその主義や信条に偏っていたり」、2-8「その活動にたいする政治的又は宗教的な援助や助長となるおそれのあるところはなく」に反しているのではないかと指摘しました。柴山大臣は「安倍総理は、公の立場で掲載されているから、問題ない」と答弁。さらに、文部科学大臣や閣僚の立場でも、同じように写真が使用されることについても「否定されるものではない」と驚くべき答弁をしました。

筆頭理事のため、野党側先頭が私の席です。

道徳の授業が現職の総理や国会議員、特定の政党のアピールに使われることはあってはなりません。今回の件が前例とならないよう文科省には釘を刺しておきました。

この「下町ボブスレー」を取り上げた本文には、事実と違う内容が書かれています。学校が困惑するから、修正を指示したらどうかと質しても、柴山大臣は「発行者から修正の申請がされていないから文科省から勧告する考えはない」と答えるのみです。間違った内容ですから、文科省が訂正しろと発行者に言えばいいだけなのに。

国対役員・筆頭理事合同会議。辻元国対委員長の挨拶。

本来、政治と切り離すべき道徳や学校教育までもが安倍政治の影響を受けているのではないかと感じます。戦後、国会において完全に否定された教育勅語の復活をもくろむような政治家も少なくありません。思想や内心の自由が脅かされることがないよう、学校教育現場における政治的中立と公平は断固として守られるべきです。

13日(火)開かれた文科部門会議にて挨拶。