「真摯かつ建設的な議論」はどこへ?

1月27日(金)

平成28年度第三次補正予算が、わずか2日で質疑が打ち切られ、予算委員長の職権で採決されました。リーマンショック以来7年ぶりに年度途中で赤字国債を追加発行せざるを得なくなった異常事態にも関わらず、安倍政権は「アベノミクス」に重きを置く経済財政運営の失敗を全く反省していません。税収が1.7兆円も下方修正されたのに、麻生財務大臣は「円高によるもの」と答弁、金融政策頼みの1本足打法の限界が露呈しました。

本会議。

本会議。

 

また、文科省による組織くるみの違法天下りあっせん問題についても、当事者である元人事課長は省内で調査中であることを理由にして国会での説明責任から逃げ続けています。このような態度では天下り根絶など出来るはずもありません。「真摯かつ建設的な議論」はいったい何処へ?不都合な真実を国民に隠そうとする安倍政権の姿勢には強い怒りを覚えます。

代議士会。

代議士会。

予算委員会。

予算委員会。

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