新潟県第四区 衆議院議員 菊田まきこ公式サイト

シベリア抑留者に対する補償を与党が否決


 12月8日の本会議では旧ソ連のシベリア抑留者に対する補償について採決がありました。傍聴席に多くのシベリア抑留者が詰めかけていました。一人あたり30万円から200万円を支給する案を、民主党、社民党、共産党の野党3党で提出しましたが、与党の賛成多数で否決されました。

 日本政府は、補償問題は解決済みとの立場で、与党も「戦後処理は決着」との考えのもと、補償はせず、10万円の旅行券の支給を想定した慰労品贈呈のみというもの。南方で連合軍の捕虜となった旧軍人には、日本政府から労賃相当額が支払われたのに、シベリア抑留の補償は今回もまた実現されず、本当に残念でなりません。

◇解説:シベリア抑留(毎日新聞より)

 第二次大戦後、中国東北部や朝鮮北部などに駐留した旧日本兵ら約60万人が、旧ソ連によってシベリアを中心とする旧ソ連各地やモンゴルに連行された。最長11年も森林伐採や鉄道・道路建設の強制労働をさせられ、1割に当たる約6万人が死亡したとみられる。南方で連合国の捕虜となった旧軍人には日本政府から労賃相当額が支払われたが、シベリア抑留の補償は実現していない。帰国後も就職差別などに苦しんだ。現在の生存者は10万人未満と推定される。