防衛庁の省移行について
07/01/09
1月9日、防衛庁が防衛省に昇格しました。
日本を取り巻く安全保障環境は大きく変化しています。国内的には、新潟県中越地震をはじめとして大規模災害が相次ぎ、また北朝鮮の核実験、弾道ミサイル発射や不審船事案が発生しています。国際的には、湾岸戦争、カンボジア和平、イラクの復興などの問題に直面してきました。
安全保障や危機管理の問題にいかに対処するかが国政の重要な課題になっています。これらの課題に的確に対応していくために、防衛省としてスタートします。
政治の場における議論は平成9年の行革会議最終報告にさかのぼります。それ以降9年が経過し、省移行法案は平成18年に国会に提出され、自民・公明・民主・国民新各党の賛成を得て圧倒的多数により、可決・成立しました。
以下、防衛省になって変わったこと、変わらないことをまとめてみました。
※変わったこと
(1) 防衛大臣の権限
- 内閣府を通さずに閣議の開催の要求が可能に
- 予算の要求や執行を財務大臣に求めることが可能に
- これまで付随的任務とされてきた国際緊急援助活動等が本来任務に
(1)内閣総理大臣の権限
- 自衛隊の指揮監督権、防衛出動等の命令、海上警備行動についての承認など
- シビリアン・コントロール
- 専守防衛・非核三原則
- 海外派兵の禁止 など